漢方体験

４０歳　女性

ここに書かれている杉山先生への多くの方の声を何度も何度も読み直し、私もいつかここに声をあげたい、と思いました。
３年前に重度うつと診断。
家から一歩も出れず、薬の恐怖に怯え、人と接することが怖くて仕方ないという地獄のような日々を送ってきました。
ここの書き込みを見ていなかったらはっきり言って、生きていられなかったかもしれない。冗談ではなくそんな風に今は思います。心の救いでした。

先生にご相談させていただいたのは半年ほど前になります。
若先生を指名させていただき、主人に抱えられるようにして先生と初めてお会いした時がもうすごく昔のように思えます。
先生は２時間以上にもわたる私の話を、相談の時間を延長してまで聞いてくださいました。
主人も優しい人間ではありますが、他人の話をここまできちんと聞いてくださる方がこの世にいるとは思いもしませんでした。
今までかかってきた医師、カウンセラーと呼ばれる方々は皆一様に私の話を途中で遮り、「要するに」と話をまとめようとしました。
先生にはその姿勢が全くなく、泣き続けながらたどたどしく話す私の言葉をじっと黙って聞いてくださいました。
その後に砂漠で枯れ果てた喉に冷たい水を注ぎ込んだかのような、何とも言えない癒しを確かに感じたことをしっかりと覚えています。
住まいは千葉の外れになりますので、毎月通う事が主人にも大きな負担になっていたと思いますが、先生から言われた「人が生きているということはそれだけで感謝し続けなくてはいけないくらい支えられているということ」というお言葉と「ご主人に悪いというお気持ちを「ごめん」という言葉ではなく「ありがとう」という言葉にして毎日お伝えしてみてください」という言葉にもすごく、すごく救われました。
今でも私を支えてくれる全ての人に感謝の気持ちを常に持って生きていられます。

漢方薬も素晴らしい効果があったと思いますが、同じ漢方薬でも先生とこれだけ内容の濃いお話の時間がなければこれほど前向きに、そして感謝の気持ちを持って元気になれていた自信はありません。

先生が大切にされておられること、先生の素晴らしいお考えのもとでたくさんの方が元気になっていったこと、それを今一番実感しているのは私ではないかと思います。
やっとここに言葉として「元気になれた」と書くことができる事、他の皆様に続けることに心から感謝したいと思います。

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